代表取締役
佐久間 章雄
母は今年で92 歳になります。
2 年前、母は散歩へ出かけたまま帰る家がわからず、二人のお巡りさんに保護され、ミニパトの後部にちょこんと笑顔で座っていました。これが軽い痴呆症の始まりでした。
その後は、父に叱られるため居間で過ごす日々が多くなり、足腰が弱くなりました。
そして、年末のある日、父からの緊急呼出で駆けつけると、母は高熱と脱水症状で危ない状況でした。医療知識のない親子です。父と共に的外れの病院へ搬送し検査漬けの治療、回復の兆しもないまま約二週間後に某診療所へ転院し入院加療後、驚異的に回復、自宅療養に切替りましたが、寝たきりの生活に。担当医の紹介を受け、訪問介護が始まりました。
訪問介護が始まり半年過ぎた夏の日、お尻に小さな褥瘡を発見しました。床ずれか?と思いつつ、いつまでも治らない。秋には5~6センチの大きさになり、介護士さんに「どうして何もしてくれないの?」と聞きました。その結果、驚きました。介護士さんには薬を塗るなど治療行為は出来ないそうです。知りませんでした。気づきませんでした。
それから、以前友人から提供された「福祉タクシー」で通院、手術になりました。
手術の日、病院嫌いの母には手術とは知らせず、褥瘡の切除手術をし、皮膚の内側6針皮膚の表面を15 針ほど縫いました。生体組織診断の結果、皮膚癌が発見されたそうです。
術後、3 ヶ月に一度検診に通っています。相変わらず母は病院嫌いです。
母は今、とても元気です。たまに「どちらさん?」と言われます(笑)
介護だけでは母の体調の変化に対応できない。知識の無さを痛感しました。
そんな時「訪問看護ステーション」の存在を知り、自分なら何が出来るか?自分に変わって、定期的にドクターの指示の元、看護師さんのメディカルケアが受けられるサービス。地域貢献の一環として「利用者様の環境に会わせたサービスの提供」を目的に、笑顔あふれる看護師スタッフと共に、訪問看護事業に取り組みます。
訪問看護とは、病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭でその人らしく療養生活を送れるように、訪問看護ステーションから看護師などが生活の場へ訪問し、看護ケアの提供や自立への援助を促し、療養生活を支援するサービスです。
- 介護保険・医療保険のどちらでもご利用が可能です。
- 24 時間連絡が取れる体制があり、夜間の緊急時も安心です。
- 看護師、理学療法士等による専門的なリハビリテーションを提供します。
●健康状態の観察 ・・・・・・・・・・・・
血圧・体温・呼吸・脈拍などの測定、体調の観察、お薬の管理
●日常生活の看護 ・・・・・・・・・・・・
清潔保持、排泄、食事など
●在宅リハビリテーション ・・・・
体位変換、寝たきりの予防、手足の運動
●その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
介護方法の指導、生活用具や在宅サービス利用についての相談
まずは主治医、もしくはケアマネージャーにご相談ください。主治医からの「訪問看護の指示」を当ステーションで受けてから、訪問看護サービスがスタートします。
ケアーズうつのみや訪問看護リハビリステーションでは、主治医へ症状や家での療養状況などの報告を毎月行い、常に密接に連絡を取り合って、訪問看護をさせていただきます。
主治医がお決まりでない場合や訪問看護についてのご質問などは、当ステーションへ直接ご相談ください。
営業時間
月~金曜日 9:00~17:00
※夜間、休日の急変など、緊急の場合には携帯電話で連絡がとれます。
定休日
土・日曜日・祝日
夏期休暇 8/13~16 年末年始12/30~1/3
訪問時間
1 回につき30 分~1 時間30 分
※時間儀についてはご相談に応じますので、お気軽にお問合せ下さい。
|
症状によって毎日来てもらう事はできますか? |
|
自宅で、酸素吸入やカテーテル、
点滴などができますか? |
|
看護師による食事や、
お風呂の介助もできますか? |
|
経済的に心配、
でも訪問看護サービスを受けられますか? |
|
家で看取ることはできますか? |
あなたに、寄り添うサポーターとして
看護師と理学療法士のタッグで24 時間サポートします。
専門的なリハビリも可能です。